OBSでDiscordとゲーム音を分けて録画する方法

VC(ボイスチャット)を繋げながらゲーム実況を録画しようとした時に、こだわりのある人は自分の声、ボイスチャット(Discord)、ゲーム音とトラック別で録音して、あとから編集ソフトでそれぞれコンプレッサーやイコライザをかけたくなると思います。

上記のことをしたいのですが、デフォルトのOBSでは出来ません

ただ、プラグインを導入することでトラック別で録画・録音できるようになります

2022年8月24日追記

OBS 28.0(Beta)からプラグインをインストールしなくても同等のことができるようになりました!

Added application audio capture on Windows to allow capturing the audio output from a single process [rcdrone]https://github.com/obsproject/obs-studio/releases/tag/28.0.0-beta1

win-capture-audioのインストール

ここ からプラグインのダウンロードを行ってください。

Assetsをクリックすると各リンクが展開される
.exeファイルをクリックし、ダウンロードする

.exeファイルのダウンロードが完了し、該当ファイルをダブルクリックするとインストーラーが起動します。

文章に同意できたら「Next」をクリックする
続けて「Install」をクリックする
OBSが起動しているとこのように、OBSを閉じてから次に進むように催促される。OBSが閉じたあと、「Next」をクリックする。
プラグインのインストールが完了したら上のような画面になる。「Finish」をクリックして次に進めよう。

OBSの設定

win-capture-audioのインストールが完了したら、次にOBSの設定をしていきます。

ソースの追加

ソース部分のプラスマークを押すと、先ほどインストールした「Application Audio Output Capture」が表示されています。こちらをクリックしていきましょう。
まずはDiscordの音をキャプチャするためのソースを追加していきます。①の部分にはあとから見分けがつきやすい名前を付けておきましょう。
追加できると上記のようにソースと音声ミキサーのところに要素が増えます。この時点で、DiscordでVCしていると音声ミキサーの方が反応すると思います。
ゲーム音も同じように設定していきます。今回はApexを選択しています。
同様にゲーム音も追加できました。これもApexで遊んでいれば音声ミキサーが反応すると思います。
自身のマイク音声の場合はOBSデフォルトの設定をしていきます。画面左側の「設定」を押すと上記のウィンドウが出てきます。このウィンドウの「音声」タブでマイク音声の部分を自身のオーディオインターフェース機器にします。
追加できると、音声ミキサーにマイクが追加されます。マイクで喋りかければここが反応すると思います。

トラックの割り当て

ソースの追加が完了したら、次にどの音がどのトラックに割り当てるか設定していきます。

音声ミキサー部分のいずれかの歯車をクリックし、「オーディオの詳細プロパティ」を選択すると、上記のようなウィンドウが表示されます。
右側のトラック部分を弄ることによって割り当てられます。上記だとトラック1=Discord、トラック2=ゲーム音、トラック3=マイク となっています。

最後に

ソースの追加、トラックの割り当てが完了し、録画をすればトラック別に録音されたファイルが出来上がります。トラック別で音声を確認できる動画プレーヤー(VLC Player)が御座いましたらそちらで確認が可能です。

動画作りにおいて音は重要な要素となってきますので、このように細かくトラック別で録音できれば後の編集の幅を広げてくれます。特に手間なく導入ができるのでぜひオススメです。

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